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ビリヲカ日記

ビリヲカスタッフが徒然なるままに綴る日記です。
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数字で見る世界選手権

いよいよ2018ナインボール世界選手権も残すところ2日となりました。

現在、ベスト16が出揃っていますが、今日はその16人を対象に数字であれこれを見ていきたいと思います。

 

まず年齢。

最年長がニールス・フェイエン(オランダ)とコーリー・デュエル(アメリカ)の41歳。

フェイエンは今年のワールドプールマスターズ、そしてクレムリンカップでも優勝していますので、今回も本命格の1人であることは間違いありませんね。

参考までにビリヲカの優勝確率予想システム『てだまくん一号』は、この2人のどちらかが優勝する確率は、ベスト16の時点で6.92%という数字を示しています。

次に最年少を見てみますと、ロビー・ジェームス(香港)とビクター・ツェリンスキー(ポーランド)の17歳!!

2005年に呉珈慶(現中国)が当時16歳で世界チャンピオンになった時の衝撃から早13年。

今やジュニア世代が世界の一線級として戦うことが珍しくなくなりましたね。

ちなみに17歳コンビのいずれかが優勝する確率は1.08%と、てだまくん一号は手厳しい予想。

 

次に16人を国別に見てみましょう。

まず台湾が4人と抜き出た数字を示しています。

次いでアメリカが2名。

そして枠順に香港、ドイツ、オーストリア、ポーランド、オランダ、ギリシア、フィリピン、中国、フィンランド、イギリスと10人がそれぞれ国を背負って残っています。

まさに“世界”選手権。

 

なお今回のメンバーの中では張栄麟柯秉逸の2人がレーティング2強となっていて、台湾勢(4人の誰か)が優勝する確率は49.2%という予想が出ています。

この数字は戦闘値を単純に数値化したもので、開催地や対戦相手との相性などは勘案されていません。(トーナメントの組合せは考慮されています)

参考までに昨年の本大会で優勝したカルロ・ビアド(当時34歳)は、(昨年の)ベスト16の時点で優勝候補6番手でした。

 

さて、年齢の話に戻ります。

今回残っている16名の平均年齢は29.625歳。

この29~30歳というのは、日本ではちょうど飯間智也(30歳)、土方隼斗(29歳)世代になります。

この世代が年齢的に平均というのは少し驚きですが、強さという点では肯けそうです。

 

そしてベスト16の中に30歳以下が10人。

これが世界16強の話ですから、若手の定義が塗り替えられた感もあります。

日本の10代の選手も「いつか」ではなく「今」という意識に変えなければ。

そう感じさせる布陣です。

 

とはいえ、経験値も大切な要素であるビリヤード。

すると今回の平均年齢にいる柯秉逸(29)や呉珈慶(29)。その上の世代である張栄麟(33)やシェーン・バンボーニング(35)、カルロ・ビアド(35)が、優勝候補として本命のグループになると予想したくなりますね。

これが「これまでの実績」を重視した年寄り目線のものなのか、それとも客観的な実力(経験値を含む)なのか?

2018ナインボール世界王者が明日決まります。

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  • 2018年12月19日(水) 15:04 by 事務局

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