その３５．ポジション＆セーフ ②
スリークッションにおいて、ポジションプレーとアンドセーフは別々のものではありません。当てたら次にとり易い球をつくり、外れたら相手にとりにくい球を残すことは、同時に実行しなければなりません。ポジション＆セーフを実行するためには、的球に当てたらその場で手球を止める力加減が必要なことがよくあります。また、先球を送るゾーンを計画して、その厚みに合わせたショットができなければなりません。「弱く引く」、「強く押す」など、バンドやカードルのビリーズが持つ能力と同じショット能力を持つことが大切です。厚みを少し違えても、手球に目的のコースを走らせて、手球も先球も目的の位置に止める能力が不可欠です。それは力加減と 力加減に合わせたショットインパクトで決まります。強すぎて外すと相手にいい後球が行ってしまいます。外れてもいいという気持ちに重ねて、届かなくてもいいぐらいの気持ちが大切です。
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