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北陸ビリヤードガール

2019.2.26 Billiard GIRL

北陸でビリヤードを始めた私のおはなし

友人にさそわれて

私がビリヤードに魅力を感じるところの1つに、老若男女問わず一緒にプレーを楽しめるという点があります。

私がビリヤードを始めたきっかけは、友人がビリヤード店に連れて行ってくれたことでした。

その時に、ビリヤードがアマチュアの世界でも競技として存在するという事を初めて知りました。

そして、ハンディを利用すれば、性別もレベルの差も気にせず一緒に楽しめる競技であることも知り、とても魅力を感じたのです。

 

お店の方に勧められて

とはいえ、お店はやはり男性ばかりの世界でしたから、自分には場違いに感じる時もあり、お店の入り口まで行ったものの、ドアを開ける勇気を出せずに、そのまま帰ってしまったこともありました。

そんな中、お店の方に勧められ、恐る恐る北陸の公式試合に参加してみました。

すると、参加者は自分とそれほど変わりのない初心者ばかりで、自分だけでなく、対戦相手のバンキングの手も震えていたのを見て、ホッとしたのを今でも覚えています。

 

北陸独自のハンディシステム

参加者みんなが初心者だったのには理由があります。

それは、北陸独自のハンディシステムです。

北陸(富山・石川・福井)の大会では、レベルによって5つのクラス(年に数試合は6クラス)に細かく分けられているのです。

各クラスで優勝すると、1つ上のクラスに昇格するというシステムです。

毎年たくさんの大会が開催され、例えば去年は、北陸大会と県大会を合わせて16大会ありました。

プレイヤーにとってはとても恵まれた環境だと思います。 一番下のクラスは初心者クラスです。

男女でのクラス分けはありませんが、初心者クラスということで、気軽にエントリーできます。

 

勝つことの喜び

かくいう私も、マイキューもない状態で、お店の方から分不相応なキューをお借りして出場したわけですが、なんと、その初めての大会で優勝したのです。

男女混合の試合にもかかわらず、始めて間もない女性にさえ、試合で勝つことの喜びを味わわせてくれる、全員にチャンスがある、北陸のハンディシステムはそんなシステムだったのです。

 

日常では味わえない魅力

私は、デビュー戦でいきなり勝つ喜びを体感してしまい、まんまとビリヤードにハマってしまったのでした。

大人になると、特に女性は、人と競うことを自然に避けるようになっていくような気がします。

もちろんそうでない方もたくさんいらっしゃると思いますが、人との間に優劣がつくことで関係をギクシャクさせたくないという気持ちからかもしれません。

 

堂々と競うスポーツ

でも、スポーツは堂々と人と競い、勝つ喜び、負ける悔しさを素直に感じられる場ですから、素直に優勝の喜びを感じられたことはとても爽快でした。

人生初の「優勝」。今までに味わったことのない種類の喜びでした。

北陸は、女性がビリヤードをするにはとても良い環境だと思います。男女が同じ土俵で競うにもかかわらず、わたしのような女性でも、「自分も優勝するチャンスがあるかも!」と、期待を胸に試合に臨めるのは、細かくレベル分けされている北陸だからこそです。

 

北陸の女性を待っています

優勝することで昇格するという制度にも、やる気をかき立てられます。

このような北陸独自のハンディシステムがなかったら、私はビリヤードを続けていなかったのではないかとさえ思います。

ですから、女性に対してビリヤードの間口の広いこの北陸で、これからもたくさんの女性が、まずは気軽にそのドアを叩いて一歩中へ入ってみてほしい、そして、入った世界がとても素敵な世界だと知ってほしい、そう思っています。

 

そうして、北陸から多くのビリヤードガールが誕生してくれることを心から願っています。

この記事を書いた人

はづき

北陸在住。ビリヤードが奏でる音をこよなく愛するビリ女。読書も大好き。ライフテーマは球撞きしやすい髪型に球撞きしやすい服。指に切り傷なんかを作ると「球撞ける?」と考えて・・・。気がついたら何もかも球撞きに結びつけていて笑ってしまいます。




  • 2019年2月26日(火) 17:30 by Billiard GIRL

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