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虚球新聞

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虚球新聞2021年1月3日 (日曜日)

虚球新聞
  • 13日 日曜日 
ふーるぷーる社
編集責任者:本局報道1班

表記間違いの罰則強化

皆さんは、ボウリングとボーリングは全く別物だということをご存知だろうか?

 

ボウリング(bowling)はボールを転がして、約20メートル前方に並べられたピンを倒してスコアを競うスポーツ。一方のボーリング(boring)は(主に)石油や温泉の採掘を目的に穴を掘る行為を指し、20メートルで決着がつくことはまずない。

 

この違いを軽視している人は多いが、専門家であれば誤記はあってはならないこと。日本転球協会理事によると「プロライセンスを取得した者がボーリングと表記した場合は、誤記を助長する行為として1度につき10万円の罰金を徴収」と、かなり厳しい罰則を設けているという。ただし徴収している全額をプロ活動の宣伝費などに充当しているとのことだ。

 ボーリングシャベル

さて、読者の皆さんは、ボウラードとボーラードは全く別物だということをご存知だろうか?

 

ボウラードをgoogleで検索すると10900件、ボーラードで検索すると17700件。

ボウリング+ビリヤードの造語でボウラード。それなのに、春なのに。

 

この危機的状況に立ちあがったのが日本撞球協会で、転球協会と足並を揃える形で「プロライセンスを保持する者が“ボーラード”と表記した場合は10万円の罰金を徴収」すると定めた。今日付の告知で即罰則も適用される。徴収は外部委託で当社(ふーるぷーる社)が受諾することとなった。徴収した罰金をどう使うかは「検討中」だという。まあ、正しい言葉を浸透させることが目的だから、使途など二の次。

 

ボウラードは日本で生まれて日本でルールが完成させた経緯を持つ。「このまま誤記が続くようであれば、“墓雨螺亜怒”といった漢字表記への変更も検討」(日撞協幹部)しているという。「画数が多くて書きにくい上に趣味が悪い漢字になる前に、ぜひ正しい表記を」と日撞協は呼びかけている。

なお、ガター(ガーターは誤り)を出すレベルの人は『-』(2投目のミス、ガター)がスコアにあるので、ボ『-』ラードの表記も認める方針だ。

 

本紙としても罰金は積極的に払うことを推奨するが、この種目がボウリングとミックスされたものなのか、掘削とミックスされたものなのか、この機会に知っていただくことを切に願う。

 

※罰金徴収の手数料を見込んで、この記事より本紙はカラー版になりました








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