TOP > スペシャルコンテンツ > らくらく!ビリヤード > らくらく!ビリヤード 2、活動のきっかけ
みなさん、こんにちは。
前回は自己紹介と『らくらく!ビリヤード』のコンセプトを紹介させていただきました。
今回はこのような普及活動を始めるきっかけとなった出来事をみなさんに読んでいただこうと思います。
私は鳥取県米子市の出身です。
大学から(正確には浪人生の時から)東京に出てきたわけですが、それからは年に1度、地元鳥取に帰省していました。
私がビリヤードを初めて経験したのも大学1年生の帰省中の出来事でした。
2005年の12月にプロテストに合格し、プロ1年目の2006年7月、広島県で開催された中国オープンに参加しその後に帰省した時のことでした。
私の母親の勤め先である鳥取大学医学部付属病院に在籍する医学部保健学科の藤井輝明先生を紹介してもらったのです。
『タッチ先生 藤井輝明』 http://www.fujiiteruaki.jp/
というのも、私がプロのビリヤード選手になったことを母親が職場で藤井先生に話したところ、
「ビリヤードは無理なく運動でき頭も使うスポーツ、健康増進のひとつのツールとしておもしろいのではないでしょうか?」
といった言葉をいただき、実際にお会いする機会を得ることができました。
私も藤井先生も同じ中央大学出身ということもあり、先生が講演等で東京にくる際には、忙しい時間の合間を縫って会っていただき、いろんな可能性や方向性を示唆してもらいました。
そこで、まずは自分ですぐ実行出来ることはないかと思い、JPBA東日本ブロック長の横田英樹プロに相談したところ、世田谷区にある児童館にテーブルを寄付したことがあるとのこと。
さっそくその児童館の住所と電話番号を聞き実際に訪ねてみることにしました。
さすがにテーブルは古くコンディションも決していいとは言えませんでしたが、子供達には人気があり、その児童館で取り決められているルールやマナーをしっかり守って遊んでくれていました。
館長さんや担当の職員の方に私の目指すビリヤードの普及活動を説明させていただき、定期的に訪問させていただくことになりました。
最初の訪問の時には
「ビリヤードのプロが来る!」
ということで子供たちはおおはしゃぎ。
教えるというより一緒に楽しむという感じでしたが、帰るときにはサインを求められとても嬉しかったです。
実はこの時がプロになって初めて書いたサインでした。
そして、プロになった実感とプロにしかできない活動をしてるんだなぁという喜びも同時に感じたことを覚えています。
ボランティアなので2か月に1度くらいしか行けませんが、今でも定期的に訪問し子供たちから新鮮な感覚をもらっています。
全国の学校に「ビリヤード部」ができるようになれば嬉しいですね!
有田ビリヤードスクール http://www.aribilli.com/
トーナメントプレイヤーとして活躍する傍ら、ビリヤードの普及へ情熱的に取り組む有田秀彰プロの応援をよろしくお願いします。
プロが配信中のメールマガジンもぜひお楽しみ下さい。http://www.mag2.com/m/0000264228.html
- 2017年1月 8日(日) 12:00
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