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日本ビリヤード協会(NBA)
ポケットビリヤード競技規定

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第1章 総則
第2章 器具
第3章 競技の定義
第4章 競技規定
第5章 その他の競技規定
第6章 ファール規定
第7章 レフリー(審判)
第8章 プレーヤー
第9章 ナインボール競技規定
第10章 テンボール競技規定
第11章 ローテーション競技規定
第12章 エイトボール競技規定
第13章 14-1競技規定
第14章 ボウラード競技規定


第1章 総則

第1条 日本ビリヤード協会は、ポケットビリヤード競技を行うに際して、世界ビリヤードスポーツ連合(WCBS/World Confederation of Billiard Sports)を構成する、世界プールビリヤード連盟(WPA/World Pool-Billiard Association)の定める国際競技規定を準用し、ここに競技規定を定める。

第2条 この競技規定は、すべてのポケット競技(以下、競技とする)に適用される。

第2章 器具

器具のサイズなどに関しては、この章で述べるものを基準とする。
第1条 ビリヤードテーブル
ビリヤードテーブルは、以下の規格のものを必要とする。
第1項 テーブル面が長方形で、水平なもの。
第2項 クッション内径が、2540mm(100インチ)×1270mm(50インチ)のもの。
第3項 床面からテーブルまでの高さが750mm~800mmのもの。
第4項 テーブル面及びクッション全体が、ビリヤード専用の布(クロス)で覆われたもの。
第5項 35.5~37mmの高さを有するゴムのクッションを設置することにより仕切られたもの。
第6項 ゴムのクッションを囲む外枠に、長辺1/8、短辺1/4ごとに規則的な間隔をもって、ポイント(小さな丸型または菱形など)を入れたもの。
第7項 各コーナー及びロングクッションの中央にポケットホールがあるもの。
ビリヤードテーブルの名称と規定
第2条 ボール
ボールは、以下の規格のものを必要とする。
第1項 全てプラスチック製のもの。
第2項 直径は56.5mm~57.2mmであり、重量は165g~175gのもの。
第3項 1から15までの番号を表示した色球(オブジェクトボール=的球)と白球(キューボール=手玉)の計16個を備えたもの。

第3条 キュー
キューは以下の規格のものを使用しなければならない。
第1項 キュー先に先角を取り付け、その先端に皮製(その他合成製品)のタップを付けたもの。(タップの直径は15mm以下) タップと先角が一体化したものを認める場合もある。
第2項 キュー規格
(a) キューの長さは1016mm(40インチ)以上。(40インチ以上あれば他の制限はない)
(b) キューの重さ708.7g(25オンス)以下。(25オンス以下であれば他の制限はない)
第3項 競技中に使用可能なキューのバットの本数は3本までとする。バットの持ち込み本数の制限を削除します。(2008/6/11 NBAルール変更)

第4条 補助器具
第1項 トライアングルラック、ラックスポット、チョーク、メカニカルブリッジ(レスト)、キューエクステンション(キュー延長器具)及びグローブを含む競技補助器具の使用を認める。チョーク及び補助器具はその本来の目的を外れて使用することはできない。
第2項 メカニカルブリッジのヘッド部分の大きさは最大80mm×130mmまでとする。

第3章 競技の定義

 各種目のルールに従い、予め定められた得点・ゲーム数に先に達することを競う。

第4章 競技規定

第1条 競技スペースとは、ビリヤードテーブルのビリヤード専用クロスで覆われた部分及びポケット部である。(第2章の図参照)

第2条 バンキング
第1項 バンキングの勝者がオープニングブレイクの選択権を得る。
第2項 ボールの位置は、ヘッドライン内(キッチン)とし、両者がほぼ同時に行うことが望ましい。
第3項 バンキングは必ずフットレールに当てなければならない。尚、ロングラインを越えない限りクッションに当たる回数については規定しない。
第4項 相手のバンキングしたボールがフットレールに当たった後、テーブルのセンターに達するまでにバンキングを行わない場合は、そのバンキングは負けになる。
(a) 便宜上、フットレール側よりバンキングを行う場合もある。
第5項 ボールの停止位置が、ヘッドレールに近いものをバンキングの勝者とする。ボールがポケット内に停止した場合は、ヘッドレールの延長線に近いものを勝者とし、両プレーヤーのボールがヘッドレール等距離にある場合は再度これを行う。
第6項 ボールがスクラッチ、又はロングラインを越えた場合は負けとなる。両プレーヤーが共にこのような状態になった場合は再度行う。

第3条 ブレイク
第1項 オープニングブレイクはバンキングの勝者が選択できる。
第2項 手玉の位置はキッチン内とし、その中心はヘッドラインの内側とする。
第3項 ファール時の対応は、各競技ごとに定める。

第4条 ラック
ブレイク時に各競技において所定の位置にボールを配置すること。また、ラックトラックの間を指す場合もある。
第1項 所定の位置は、各競技ごとに定める。
第2項 ボールは、可能な限り密着させる。

第5条 ポケットインの判断
ボールが何らかの理由でポケット内に停止した場合は、そのボールの中心の位置によってポケットされたかどうかを判定する。
第1項 左の1番のボールは中心がポケット上にあり、右の2番のボールは台上にあるので、1番のボールだけポケットインされたことになり、2番のボールは、そのままの状態で台上に残す。(下図参照)
ポケットインの判断
第2項 2個のボールが第1項の状況に無く2個ともテーブル側にある時は、そのままの状態でプレーを続行する。
第3項 一度ポケットインされたボールが、ポケット内から何らかの理由で飛び出しテーブル上に戻った場合は、ポケットインされたとはみなさない。

第6条 ショットの判断
手玉を撞いた瞬間からテーブル上の全てのボールが静止するまでをショットとする。
第1項 ショット終了までにボールに触れた場合はファールとなる。
第2項 空振りはショットとはみなされない。

第7条 プレー権
合法的にポケットインした場合、プレーは継続される。
第1項 ブレイクに関するプレー権は、各競技ごとに定める。

第8条 ボールの復帰
ポケットインされたボールや、場外に飛び出したボールを所定のスポットに復帰させる場合は以下の通りとする。
第1項 ボールはスポットの中心上に置く。
第2項 他のボールによってスポットの中心上におけない場合、そのボールのフットレール側に密着させ、ボールの中心をロングラインの真上もしくは延長線上に置く。
第3項 スポットが複数のボールの影響を受けている場合、密着させるべきボールは最もフットレールに近いボールとする。
第4項 2個以上のボールを同時にスポットに戻す場合は、番号の小さいボールより順次後方に密着させて置く。
第5項 フットスポットにもどす場合、フットスポットからフットレールにかけてボールが多数あり配置できない場合は、センタースポットに置く。

第5章 その他の競技規定

第1条 特別な事由(競技委員長が認めた事由)を除き、大会の受付終了時刻に間に合わなかった場合、または、名前を呼び出されて5分を過ぎてもプレーヤーの位置に着かず競技が開始できなかった場合、そのプレーヤーは不戦敗となる。
第1項 5分間の計測開始は、競技役員が指示するものとする。

第2条 シングルイリミネーション方式、ダブルイリミネーション方式(敗者復活戦)、ラウンドロビン方式(リーグ戦)のひとつ、または複数の方式を採用して大会を構成する。

第3条 レフリーの人員確保ができない場合には、プレーヤー同士がレフリーとして競技を進行する場合がある。これをプレーヤーズレフリーとする。
第1項 プレーヤーズレフリーの場合は、全ての事に関して最終的な判断は競技役員に一任する。
第2項 判定が困難と予想される場合は、ショットする前に中立な第三者にレフリーを要請する。
第3項 プレーヤーズレフリーによるラックはボールを可能な限り密着させてラックする。相手プレーヤーは可能な限り密着させてラックすることを要請できる。密着させてラックする事が困難な場合、競技役員に一任する。

第4条 プレーヤーは競技中、ポイントを各自の責任において、次のラックのブレイクまでの間に記録しなければならない。記録を忘れた場合は相手プレーヤーが、スポーツマンシップにのっとり告知しなければならない。

第5条 ダブルヒット
第1項 国内大会に限り、手球と的球がチョーク1個分以内しか離れていない場合、2度撞きすることができる。その場合レフリーが、先立ってダブルヒットOKかダブルヒットNOかを宣告しなければならない。プレーヤーがレフリーの場合、その状況になったプレーヤーは、ダブルヒットと宣言し、相手プレーヤーはダブルヒットOKかダブルヒットNOかを正当に判断し宣告する。
第2項 この場合のチョークは、競技役員が認めたものに限る。
第3項 手球と的球がチョーク1個分以内しか離れていない場合でも、明らかに2度撞きしないショットの場合、ダブルヒットの宣告及び宣言をする必要はない。

第6条 タイム製
第1項 大会日程や参加人数によって、試合にタイム制を使用することがある。
(a) 進行状況によっては、大会役員の判断により大会の途中からタイム制を採用できる。
第2項 プレーヤーは、その決められたタイムの中で1回のショットをしなければならない。時間内にショットできなかった場合の対応は、各競技ごとに定める。
(a) 計測の開始は、ショットの権利が終了したプレーヤーがテーブルの周りに居ない状況で台上のボールが全て停止してからとする。
(b) レフリーの宣告は、15秒とする。15秒前になった時、レフリーは「15秒前」である事をプレーヤーに伝えなければならない。
(c) 5秒前になるとカウントダウンを宣告する場合もある。

第7条 エクステンション
第1項 タイム制が使用されている大会では、エクステンション(延長)が許される場合がある。
第2項 エクステンションの回数と時間は、各大会によって異なるので事前にルールを確認しておかなければならない。
第3項 エクステンションを宣言するルールの場合、所定の時間内に宣言をしなければならない。
第4項 オートエクステンションの場合は、所定の時間が過ぎると自動的にエクステンションに入るので宣言はしなくてよい。
第5項 レフリーは、エクステンションが何回目であるかをプレーヤーに理解できるように宣告し、掲示しなくてはならない。

第8条 タイムアウト
第1項 タイムアウトをとる場合、レフリーに宣言し了解を得る。
第2項 タイムアウトの間、練習することは許されていない。
第3項 タイムアウトの適用及び詳細は、その大会ごとに定めるものとする。

第9条 外部からの不可抗力によってボールの移動があった場合、移動したボールをできる限り元の状態に復元して競技を再開する。
第1項 ショット中の場合は、そのショットは成立する。
第2項 ショット中でない場合、復元が困難であるとレフリーが判断した時は、そのラックは無効とし、新たにラックを組みなおし競技を再開する。

第10条 構えているプレーヤーに外部からの不可抗力が加わり、その結果ショットしてしまった場合は、プレーヤーが意志をもってショットしたものとみなす。

第11条 試合中におけるテーブル、ボール、トライアングルラックの変更は許可されない。ただし試合進行に支障をきたす場合、レフリーは競技役員にこれらの変更を求めることができる。

第12条 試合中のキューの貸し借りは許可されない。

第13条 本規定に記載無き事が発生した場合は、大会を主管する競技役員で臨機応変にこれを処理する。

第6章 ファール規定

以下のファール事項が起こった場合、プレー権は相手プレーヤーに移る。交代後の手球及び的球の対応は、各競技ごとに定める。
第1条 スクラッチ(手球がポケットイン)した場合。

第2条 体や衣服、器具などがボールに触れた場合。
第1項 タップ以外の部分で手球を撞いた場合。
第2項 的球をキューで直接撞いた場合。
第3項 手球及び的球を誤って手に持った場合。

第3条 ボールが競技スペース外(場外)へ飛び出した場合。

第4条 飛び出したボールが第三物体(天井、蛍光灯、チョーク等)や人体に当たってテーブル内に戻った場合。
第1項 ビリヤードテーブルの競技スペース以外の部分に当たって戻った場合も同様とする。

第5条 手球をダブルヒット外の方法で、2度以上撞いた場合。

第6条 手球がクッションにタッチしている時、明らかにボールを押さえ込んだと判断された場合。
第1項 但しキューが、そのクッションに平行に近く、明らかに手球が正常に動いたと判断される場合に限りセーフである。
第2項 手球がクッションと第一的球以外の的球にダブルタッチしている場合も、タッチしている的球が動かずにショットできればセーフである。

第7条 ボールがクッション及びレールの上に停止した場合。

第8条 ショットの際に、床より両足が離れた場合。

第9条 測定の目的を持ってテーブル上に目標を記したり、目標となる物体を置いてプレーした場合。
第1項 キューを計測のために手から離して台上に置いた場合。
第2項 キュー及びボール等の物体を使って距離を計測した場合。

第10条 競技の途中で練習した場合や、ゲームに関係のないショットをした場合。

第7章 レフリー(審判)

レフリーは秩序を保ち、大会のルールを施行する。
第1条 レフリーは、以下の事項に該当することを行う。
第1項 試合開始、終了、中断、再開の宣告。
第2項 競技において勝敗及びファールを裁定すること。
第3項 レフリーの裁定に対しプレーヤーから抗議があった場合は、十分な状況判断の後、最終裁定を下すこと。なお、レフリーは裁定に関し、自由に他の競技役員と解決の為の協議を行うことができる。
第4項 第8章・第1条に該当する行為があった場合、またプレーヤーに不適格な行為があった場合、警告をすること。
第5項 再度警告に値する行為をプレーヤーが行った場合、競技役員に状況を報告し判断を委ねる。

第2条 レフリーは、ゲームに影響を与えるような助言をしてはならない。
第1項 球間違いの場合、レフリーは、ショットしようとしているプレーヤーに助言をしてはならない。

第3条 レフリーはボールを可能な限り密着させてラックする。レフリーがゲームのためにボールをラックしている時、プレーヤーはその途中、近くでラックを確かめることは許されていない。ラックした後に明らかにボールが移動しているかどうかをアピールする以外、プレーヤーはラックに対してのクレームは一切つけられない。

第4条 レフリーは的球がクッションに触れていそうな場合、プレーヤーにクッションタッチかオープンかを宣告しなければならない。
第1項 宣告のない場合は、オープンと判断される。

第5条 レフリーは警告する時間が充分にある時はいつでも、又、警告すべき状況になり次第、それをプレーヤーに伝えなければならない。ショットするのと同時に警告するのは充分とはいえない。プレーヤーにも警告に対する充分な時間を与えなければならない。

第6条 必要ならばレフリーは、ボールを一度移動し元の位置に戻してもよい。レフリーがボールの元の位置が分からない場合、この事に関して両プレーヤーに確認できる。ボールに付着した異物等を取り除く場合も同様である。

第7条 故意にルールに反する方法で、ボールを動かしたとレフリーが判定した場合、その選手は失格となる。これは、レフリーの判定と「スポーツマンシップに有るまじき行為」に基づく自由裁量である。

第8条 キッチン内からのショットが義務付けられている時、レフリーはそのショット位置を確認し、手球がキッチン外にあった場合、注意しなければならない。注意されたにも拘わらずショットした場合、ファールとみなされる。

第9条 スポーツマンシップに著しく反する行為のあるプレーヤーに対し、レフリーは大会役員と協議の上、その権限において失格を命ずることができる。

第10条 これらの規則が「レフリー」と言及する場合、レフリーの特権と判断の自由は、その他の競技役員にも当てはまる。

第11条 これらのルールは協議中生じる様々な状況をカバーしようとするが、まれな状況下では適切な解釈が必要である。この場合、競技委員長や大会の最終的な責任を負っている役員は、自由に決断を下す事ができ、それは最終的な判断となる。

第8章 プレーヤー

第1条 プレーヤーは競技中に以下の事項に該当することを行ってはならない。
第1項 試合中にアドバイスを求めること。
第2項 レフリー又は対戦相手以外の者と接触および会話すること。
第3項 対戦相手がプレー中に、決められた席を離れること。
第4項 レフリーによって競技が中断されている間に練習すること。
第5項 遅延行為。
第6項 大会運営に支障をきたす行為。

第2条 プレーヤーは以下の権利がある。
第1項 レフリーの裁定に不服があるときは、そのプレーの直後に抗議すること。
第2項 レフリーが宣告を忘れたときに、促すこと。
第3項 プレー以外の行為に関して、レフリーに許可を申し出ること。
第4項 相手プレーヤーや観客の言動や行為に対する抗議をレフリーに申し立てること。

第9章 ナインボール競技規定

第1条 競技の目的及び内容
第1項 1番~9番までの的球と手球を用いて行う競技であり、合法的に9番ボールをポケットインすることで勝敗を競う。
第2項 手球が最初に当たる的球は、テーブル上の最小番号でなければならない。
第3項 第5条で定めるプッシュアウトを採用する。

第2条 バンキング
第4章・第2条に基づきバンキングを行う。

第3条 ラック
1番ボールをフットスポット上に配し、フットラインに沿って菱形に組み、中心に9番ボールを配置する。その他のボールの配置は任意とする。(図参照)
9ボールのラック
第1項 1番ボールと9番ボールの中心を結ぶ直線はフットライン上とする。
第2項 ラックに不服があるときアピールできるのは、第7章・第3条により、ラック後明らかにボールが動いたときのみである。
第3項 第4章・第4条・第2項に基づきボールは可能な限り密着させる。

第4条 ブレイク
第4章・第3条に基づき、ブレイクを行う。
第1項 正常なブレイクとは、最低1個の的球がポケットインするか、手球が的球に当たった後、手球も含めて4個以上のボールがクッションに当たらなければならない。
(a)手球がスクラッチした場合は、手球はクッションに当たったものとみなされる。
第2項 正常なブレイクができなかった場合はブレイキングファールであり、相手プレーヤーに以下の選択権がある。
(a)改めてラックし、ブレイクする。
(b)改めてラックし、再度相手プレーヤにブレイクさせる。
(c)現状のままゲームをスタートする。
第3項 スクラッチした場合はファールとなり、第6条に基づきプレーを再開する。
第4項 ブレイクショットによってポケットインされた的球は戻さない。
第5項 ブレイクには以下の2通りがある。
(a)ウイナーズブレイク 直前のゲームの勝者がブレイクを行う。
(b)オルタネートブレイク 交互にブレイクを行う。

第5条 プッシュアウト(シュートアウト)
正常なブレイクの後、プレー権のあるプレーヤーにのみ一回だけ使用できる。「プッシュ」と宣言の後、プレーヤーは手球を自由に撞く事ができる。相手は、その状態からそのままプレーを続行するか、パスするかを選択できる。パスされた場合はプレーヤーがその状態のままからプレーする。その後は通常のプレーと同様とする。
第1項 プッシュアウトの際のファールも通常のファールと同様とする。ただし、以下の場合はファールとはならない。
(a)手球が如何なる的球にも当たらなかったとき。
(b)プッシュアウトの際、テーブル上の最小番号の的球、もしくはそれ以外の的球に最初に当たった場合。
(c)手球が的球に当たって、手球も的球もどちらもクッションに当たらなかった場合。
第2項 プッシュアウトの際に、9番ボールをポケットインした場合、第4章・第8条に基づきフットスポットに戻す。

第6条 ファール及びその対処方法
第6章ファール規定に反する行為をした場合、及び以下のファールを犯した場合は、プレー権は相手プレーヤーに移り、手球をテーブル上の自由な位置においてプレーできる(手球フリー)。
また、非合法によってポケットイン、もしくは場外に飛び出してしまった9番ボール以外の的球は戻さない。9番ボールは第4章・第8条に基づきフットスポットに戻す。
第1項 手球がテーブル上の最小番号のボールに最初に当たらなかった場合。手球がテーブル上の最小番号のボールと他のボールに同時に当たった場合も同様である。
第2項 手球がテーブル上の最小番号のボールに最初に当たったとしても、その後いずれのボールもクッションに当たらないか、ポケットインされない場合。
(a)クッションタッチしている的球がそのクッションから離れるだけではクッションに当たったとはみなされない。
そのクッションから離れた後、他のクッションやボールに当たらないで同一クッションに当たった場合(ヨタリ等で当たった場合)も、クッションに当たったとはみなされない。サイドポケットをまたいだクッションに当たった場合は、その限りではない。
(b)手球がクッションタッチしている的球を押さえ込み、瞬間的に的球と2度以上当たった結果、的球がそのクッションから瞬間的に離れて再度当たった場合も、クッションに当たったとはみなされない。
第3項 第5章・第6条タイムルールが使用されている競技中、レフリーにタイムオーバーを宣告された場合。
第4項 スリーファール
1ゲーム中に3回連続してファールをした場合は、ゲームはその時点で終了し、そのゲームは相手プレーヤーの勝ちとなる。ただし、レフリーが2ファール時、もしくは次のショットに入る前に2ファールを宣告しない場合は、3ファールは成立せず、2ファール状態が維持される。

第10章 テンボール競技規定

第1条 競技の目的及び内容
第1項 1番~10番までの的球と手球を用いて行う競技であり、合法的に10番ボールをポケットインすることで勝敗
を競う。
第2項 手球が最初に当たる的球は、テーブル上の最小番号でなければならない。
第3項 第9章・第5条で定めるプッシュアウトを採用する。

第2条 バンキング
第4章・第2条に基づきバンキングを行う。

第3条 ラック
1番ボールにフットスポット上に配し、フットラインに沿って三角形に組み、中心に10番ボールを配置する。その他のボールの配置は任意とする。(図参照)
テンボールのラック
第1項 1番ボールと10番ボールの中心を結ぶ直線はフットライン上とする。
第2項 ラックに不服があるときアピールできるのは、第7章・第3条により、ラック後に明らかにボールが動いたときのみである。
第3項 第4章・第4条・第2項に基づきボールは可能な限り密着させる。

第4条 これ以降、第9章・第4条から第6条までと同一である。9番ボールを10番ボールと置き換えて解釈する。

第11章 ローテーション競技規定


第1条 競技の目的及び内容
第1項 1番~15番までの的球と手球を用いて行う競技であり、定められた点数に達することで勝敗を競う。
第2項 手球が最初に当たる的球は、テーブル上の最小番号でなければならない。
第3項 合法的にポケットされたボールの番号が得点となる。
第4項 第5条で定めるコールショットを採用する。
第5項 故意のファールは、認められない。故意のファールを行った場合は、そのプレーヤーは得点に関係なく負けとなる。
第6項 第6条で定めるギブアップルールを採用する。

第2条 バンキング
第4章・第2条に基づきバンキングを行う。

第3条 ラック
1番ボールをフットスポット上に配し、フットラインに沿って三角形に組む。その他のボールは所定の位置に配置する。(図参照)
ローテーションのラック
第1項 1番ボールと5番ボールの中心を結ぶ直線はフットライン上とする。
第2項 ラックに不服があるときアピールできるのは、第7章・第3条により、ラック後に明らかにボールが動いたときのみである。
第3項 第4章・第4条・第2項に基づきボールは可能な限り密着させる。

第4条 ブレイク
第4章・第3条に基づき、ブレイクを行う。
第1項 正常なブレイクとは最低1個の的球がポケットインするか、手球が的球に当たった後、手球も含めて4個以上のボールがクッションに当たらなければならない。
(a)手球がスクラッチした場合は、手球はクッションに当たったものとみなされる。
第2項 正常なブレイクができなかった場合はブレイキングファールであり、相手プレーヤーに以下の選択権がある。
(a)改めてラックし、ブレイクする。
(b)改めてラックし、再度相手プレーヤーにブレイクさせる。
(c)現状のままゲームをスタートする。
第3項 スクラッチした場合はファールとなり第7条に基づきプレーを再開する。
第4項 ブレイクショットによってポケットインされた的球は戻さない。
第5項 2ラック目移行のブレイクは、前のラックの最終ボールを入れて手球をキッチン内に戻し、その位置からブレイクする。
第6項 手球がキッチン内に戻らない場合は相手プレーヤーにブレイク権が移りキッチン内の自由な位置からブレイクすることができる。

第5条 コールショット
プレーヤーはブレイクショットをのぞき、ショットする前にコール(宣言)しなければならない。その際、言葉によるコールが困難なプレーヤーは、別の伝達方法でレフリーにその意思を伝えなければならない。
第1項 ショットのコールには以下の3通りがある。
(a)ポケットインするボールとポケットを指定しコールする。
(b)最初にクッションに当てる場合、クッションとコールする事ができる。その場合、クッションに当ててから合法的にポケットインしたボールは得点となる。
(c)ポケットインする意志のない場合、セーフティーとコールする。
第2項 プレーヤーは、自分のコールが確実に伝わっているか否かをレフリーの復唱によって確認し、ショットしなければならない。その場合レフリーの復唱がなければ意志が伝わっていないものとしてプレーを開始してはならない。
第3項 コールせずにショットした場合はノーコールショットであり、プレー権は相手プレーヤーに移る。ノーコールショットはファールではないので現状の状態でプレーしなければならない。ポケットインしたボールは第4章・第8条に基づきフットスポットに戻される。
第4項 複数のボールをポケットインした場合、コールしたボールが合法的ショットによりポケットインされていればプレーは続行される。
第5項 セーフティショットの場合、プレー権は相手プレーヤーに移る。ポケットインされたボールは、第4章・第8条に基づきフットスポットに戻される。
第6項 コールしないでショットしようとするプレーヤーに対して、レフリーは最初の1回目のみコールを促す事ができる。

第6条 ギブアップコール
合法的ショットができないと判断した場合は、ギブアップをコールすることができる。
第1項 ギブアップをコールした後、相手プレーヤーは手球フリーとなり、最小番号の的球を、現状、フットスポット、センタースポットの3つの位置から選択する。
第2項 レフリーがキブアップの状態と判断した場合、プレーヤーにギブアップコールをするように宣告する。従わなかった場合、故意のファールとみなされる。

第7条 ファール及びその対処方法
第6章ファール規定に反する行為をした場合、及び以下のファールを犯した場合は、プレー権は相手プレーヤーに移る。
第1項 手球がテーブル上の最小番号のボールに最初に当たらなかった場合。手球がテーブル上の最小番号のボールと他のボールに同時に当たったと判断された場合も同様である。
第2項 手球がテーブル上の最小番号のボールに最初に当たったとしても、その後いずれのボールもクッションに当たらないか、ポケットインされない場合。
(a)クッションタッチしている的球がそのクッションから離れるだけではクッションに当たったとはみなされない。
そのクッションから離れた後、他のクッションやボールに当たらないで同一クッションに当たった場合(ヨタリ等で当たった場合)も、クッションに当たったとはみなされない。サイドポケットをまたいだクッションに当たった場合は、その限りではない。
(b)手球がクッションタッチしている的球を押さえ込み、瞬間的に的球と2度以上当たった結果、的球がそのクッションから瞬間的に離れて再度当たった場合も、クッションに当たったとはみなされない。
第3項 第5章・第6条 タイムルールが使用されている競技の場合、レフリーにタイムオーバーを宣告された場合ファールとなり、相手プレーヤーは第6条・第1項と同様の措置をとる。
第4項 ファール後の相手プレーヤーは、手球と最小番号の的球の位置を選択し、宣言する。宣言は1回限りとする。レフリーは宣言する前に手球をプレーヤーに渡してはならない。
(a)手球を現状とした場合、最小番号の的球は現状・センタースポット・フットスポットの中から配置を選択できる。
(b)手球をキッチン内に移動した場合。
Ⅰ. 最小番号の的球がキッチン外にある場合、現状・センタースポット・フットスポットの中から選択できる。
Ⅱ. 最小番号の的球がキッチン内にある場合、センタースポットかフットスポットのどちらかを選択できる。
第5項 ファール時にポケットインされた的球の復帰位置と、手球位置の選択は以下の通りとする。
(a)最小番号の的球の場合、手球は現状かキッチン内、的球はフットスポットかセンタースポットを選択できる。
(b)最小番号以外の的球の場合、手球は現状かキッチン内を選択できる。的球は第4項により、テーブル上の最小番号の的球を選択配置した後に、フットスポットに置く。複数の場合は、番号の小さい順に配置する。
第6項 ファール時にポケットインされたボールを所定の位置に戻さずに競技を進行した場合は、そのまま続行する。

第8条 得点方法
第1項 ポケットインされたボールに記された番号がそのまま得点となり加算される。
第2項 レフリーは、順次、ポケットインされたボールの得点を記入し、それと同時に必ず合計を記入しなければならない。
第3項 レフリーの記入漏れや、記入間違いがあった場合、両プレーヤーの確認を取り修正可能であれば修正する。記入漏れで修正できない場合は、そのまま記入漏れされたボールの得点は無効とする。その場合ラックの回数が増える事がある。
第4項 合法的ショットにより2個以上のボールはポケットインした場合、コールしたボールがポケットインされていれば他の的球も得点となる。

エイトボール競技規定

第1条 競技の目的及び内容
第1項 ローボール(1番ボールから7番ボール)、ハイボール(9番ボールから15番ボール)、8番ボールの15個の的球と手球を用いて行う競技であり、8番ボールを合法的にポケットインすることで勝敗を競う。
第2項 8番ボールをポケットインするには、自分の選択したグループのボールを全てポケットインしなければならない。
第3項 第5条で定めるコールショットを採用する。

第2条 バンキング
第4章・第2条に基づきバンキングを行う。

第3条 ラック
フットスポット上のボールを頂点として、フットラインに沿って三角形に組む。8番ボールをセンターに配し、最下段両端にローボールとハイボールを任意に配置する。その他のボールの配置は任意とする。(図参照)
8ボールのラック
第1項 フットスポット上のボールの中心と8番ボールの中心を結ぶ直線はフットライン上とする。
第2項 ラックに不服があるときアピールできるのは、第7章・第3条により、ラック後に明らかにボールが動いたときのみである。
第3項 第4章・第4条・第2項に基づきボールは可能な限り密着させる。

第4条 ブレイク
第4章・第3条に基づき、ブレイクを行う。
第1項 ブレイクは第6条・第1項で定めるオープンテーブルで行われる。
第2項 正常なブレイクとは、最低1個の的球がポケットインするか、手球が的球に当たった後、手球も含めて4個以上のボールがクッションに当たらなければならない。
(a)手球がスクラッチした場合は、手球はクッションに当たったものとみなされる。
第2項 正常なブレイクができなかった場合はブレイキングファールであり、相手プレーヤーに以下の選択権がある。
(a)改めてラックし、ブレイクする。
(b)改めてラックし、再度相手プレーヤーにブレイクさせる。
(c)現状のままゲームをスタートする。
第4項 8番ボールがポケットインした場合、再度ラックしブレイクするか、第4章・第8条に基づきフットスポットに戻しプレーを続行する。
第5項 スクラッチした場合ファールとなり、プレー権は相手プレーヤーに移る。
(a)手球はキッチン内に置く。キッチン内のボールをコールする場合、的球に当たる前に必ずヘッドラインを通過させなければならない。
(b)すべての的球がキッチン内にある場合、ヘッドラインに一番近い的球をフットスポットに置くことができる。
(c)ポケットインもしくは場外に飛び出してしまった8番ボール以外の的球は戻さない。
(d)8番ボールがポケットインもしくは飛び出してしまった場合、第4章・第8条に基づきフットスポットに戻すか、もしくは再度ラックしブレイクする。
第6項 ブレイクには以下の2通りがある。
(a)ウイナーズブレイク 直前のゲームの勝者がブレイクを行う。
(b)オルタネートブレイク 交互にブレイクを行う。

第5条 コールショット
プレーヤーはブレイクショットをのぞき、ショットする前にコール(宣言)しなければならない。その際、言葉によるコールが困難なプレーヤーは、別の伝達方法でレフリーにその意志を伝えなければならない。
第1項 ショットのコールには以下の2通りがある
(a)ポケットインするボールとポケットを指定しコールする。ローテーションゲームで採用されるクッションコールは採用されない。
(b)プレーヤーが自身のグループボールや8番ボールをポケットインする意志のない場合、セーフティーとコールする。
第2項 プレーヤーは、自分のコールが確実に伝わっているか否かをレフリーの復唱によって確認し。ショットしなければならない。その場合レフリーの復唱がなければ意志が伝わっていないものとしてプレーを始めてはならない。
第3項 コールせずにショットした場合は、ノーコールショットとなり、プレー権は相手プレーヤーに移る。ノーコールショットはファールではないので現状でプレーしなければならない。ポケットインしたボールは戻さない。
第4項 グループに関わらず、複数のボールをポケットインした場合、コールしたボールが合法的ショットによりポケットインされていればプレーは続行される。
第5項 セーフティショットの場合、プレー権は相手プレーヤーに移る。ポケットインされたボールは戻さない。
第6項 コールしないでショットしようとするプレーヤーに対して、レフリーは最初の1回目のみコールを促す事ができる。
第7項 グループ決定後、相手プレーヤーのグループボールをコールすることはできない。

第6条 グループの決定
ブレイク後、合法的に最初にポケットインしたボールのグループが、そのプレーヤーの選択したグループとなり、この時点で両プレーヤーのグループが決定する。
第1項 グループ決定前は、テーブルは規制がない状態であり「オープンテーブル」とする。オープンテーブルの状態の時、手球が最初に当たる的球はどちらのグループでもよい。
第2項 グループ決定後、手球が最初に当たる的球はプレーヤーの選択したグループでなければならない。
第3項 オープンテーブルでセーフティーをコールした場合のみ、8番ボールから当てることができる。

第7条 ファール及びその対処方法
第6章ファール規定に反する行為をした場合、及び以下のファールを犯した場合は、プレー権は相手プレーヤーに移り、手球をテーブル上の自由な位置においてプレーできる(手球フリー)。また、非合法によってポケットイン、もしくは場外に飛び出してしまった的球は元に戻さない。
第1項 手球が自分のグループボールに最初に当たらなかった場合。もしくは手球が自分のグループボールと相手のグループボールや8番ボールに同時に当たった場合も同様である。
第2項 手球が自分のグループボールに最初に当たったとしても、その後いずれのボールもクッションに当たらないか、ポケットインされない場合。
(a)クッションタッチしている的球がそのクッションから離れるだけではクッションに当たったとはみなされない。
そのクッションから離れた後、他のクッションやボールに当たらないで同一クッションに当たった場合(ヨタリ等で当たった場合)も、クッションに当たったとはみなされない。サイドポケットをまたいだクッションに当たった場合は、その限りではない。
(b)手球がクッションタッチしている的球を押さえ込み、瞬間的に的球と2度以上当たった結果、的球がそのクッションから瞬間的に離れて再度当たった場合も、クッションに当たったとはみなされない。
第3項 第5章・第6条タイムルールが使用されている競技中、レフリーにタイムオーバーを宣告された場合。
第4項 スリーファール
1ゲーム中に3回連続してファールをした場合は、ゲームはその時点で終了し、そのゲームは相手プレーヤーの勝ちとなる。ただし、レフリーが2ファール時、もしくは次のショットに入る前に2ファールを宣告しない場合は、3ファールは成立せず、2ファール状態が維持される。
第5項 8番ボールが以下の状態になった場合、プレーヤーはそのゲームを失う。
(a)ブレイク時を除き、8番ボールをポケットインしたときにファールをした場合。
(b)ブレイク時に8番ボールがテーブルから場外に飛び出した場合。
(c)8番ボールをコールしたポケット以外にポケットインした場合。
(d)オープンテーブル時に8番ボールをポケットした場合。
(e)自分のグループボールをすべてポケットインする前に、8番ボールをポケットインした場合。最後のグループボールとのダブルインも同様である。
(f)自分のグループボールをすべてポケットインした後にファールした場合。

第13章 14-1(ストレートプール)競技規定

第1条 競技の目的及び内容
第1項 1番~15番までの的球と手球を用いて行う競技であり、定められた点数に達することで勝敗を競う。
第2項 合法的にポケットインしたボールの個数が得点となる。
第3項 14個のボールはポケットインできるが、最後に残ったボールはブレイクボールと呼び、これを残したままラックを組む。
第4項 第7条で定めるコールショットを採用する。

第2条 バンキング
第4章・第2条に基づきバンキングを行う。

第3条 ラック
ラックにはオープニングラックと、2ラック目以降のラックがある。
第1項 オープニングラックは、15番ボールをフットスポット上に配し、フットラインに沿って三角形に組み、1番ボールと5番ボールを任意に最下段両端に配置する。その他のボールの配置は任意とする。(図左参照)
第2項 2ラック目以降のラックは、ブレイクボールを現状のまま残し、第1項と同様にフットスポットを空けた形で14個のボールでラックを組む。ボールの配置は任意とする。(図右参照)
14-1のラック
第3項 フットスポットの中心と最下段中央のボールの中心を結ぶ直線はフットライン上とする。
第4項 ラックに不服があるときアピールできるのは、第7章・第3条により、ラック後明らかにボールが動いたときのみである。
第5項 第4章・第4条・第2項に基づきボールは可能な限り密着させる。
第6項 手球およびブレイクボールによって正常な位置にラックができない場合は、第5条に基づき所定の位置にボールを移動させラックする。

第4条 ブレイク
オープニングブレイクは第4章・第3条に基づき行う。但し、ブレイクにはオープニングブレイクと、2ラック目以降のブレイクがある。
第1項 正常なオープニングブレイクとは、コールしたボールをポケットインするか、手球が的球に当たった後、手球と2個以上の的球をクッションに当てなければならない。
(a)手球がスクラッチした場合は、手球はクッションに当たったものとみなされる。
第2項 正常なオープニングブレイクができなかった場合は、正常なブレイクができるまで、相手プレーヤーに以下の選択権がある。
(a)改めてラックし、再度相手プレーヤーにオープニングブレイクをさせる。
(b)現状のままプレーする。スクラッチしていた場合は、手球をキッチン内に置きプレーする。
第3項 2ラック目以降のブレイクは、現状のままプレーする。
(a)オープニングブレイクと異なり、第4条・第1項は適用されない。
(b)正常な位置にラックができない場合のブレイクは、第5条に基づき所定の位置にボールを移動してプレーする。
第4項 スクラッチした場合は、ファールとなり第8条に基づきプレーを再開する。

第5条 正常な位置にラックができない場合の対応
第1項 手球によってラックができない場合は、手球をキッチン内に戻しプレーを続行する。
(a)ブレイクボールが同様にキッチン内にある場合は、手球はヘッドスポットに移動する。
(b)ブレイクボールによって手球がヘッドスポットに移動できない場合は、手球はセンタースポットに移動する。
第2項 ブレイクボールによってラックができない場合は、ブレイクボールをヘッドスポットに移動する。
(a)手球によってブレイクボールがヘッドスポットに移動できない場合は、ブレイクボールはセンタースポットに移動する。
(b)手球も同様にラックの障害になっている場合は、ブレイクボールを含めた15個のボールをラックし、オープニングブレイクを行う。
第3項 2ラック目以降に関する手球およびブレイクボールの移動については、下記の表を参考のため記す。

手球→
↓ブレイクボール
ラックの中にある場合ラックの中にもヘッドスポットにもない場合ヘッドスポットにある場合
ラックの中にある場合的球・・・フットスポット
手球・・・キッチン
的球・・・ヘッドスポット
手球・・・現状
的球・・・センタースポット
手球・・・現状
既にポケットインの場合的球・・・フットスポット
手球・・・キッチン
的球・・・フットスポット
手球・・・現状
的球・・・フットスポット
手球・・・現状
キッチンにあるがヘッドスポットにはない場合的球・・・現状
手球・・・ヘッドスポット
キッチンとはヘッドラインの内側の自由な位置のことを言う
キッチンにもラックの中にもない場合的球・・・現状
手球・・・キッチン
ヘッドスポットにある場合的球・・・現状
手球・・・キッチン

第6条 14個目の的球とブレイクボールが同時にポケットインされた場合は、15個のボールでラックを組んでプレーを続行する。手球がラックの障害になっている場合は、キッチン内に移動する。

第7条 コールショット
プレーヤーはショットする前にコール(宣言)しなければならない。その際、言葉によるコールが困難なプレーヤーは。別の伝達方法でレフリーにその意思を伝えなければならない。
第1項 ショットコールには以下の2通りがある。
(a)ポケットインするボールとポケットを指定しコールする。
(b)プレーヤーが得点する意志のない場合、セーフティーとコールする。
第2項 プレーヤーは、自分のコールが確実に伝わっているか否かをレフリーの復唱によって確認し、ショットしなければならない。その場合レフリーの復唱がなければ意志が伝わっていないものとしてプレーを開始してはならない。
第3項 コールせずにショットした場合はノーコールショットであり、プレー権は相手プレーヤーに移る。ノーコールショットはファールではないので現状の状態でプレーしなければならない。ポケットインしたボールは第4章・第8条に基づきフットスポットに戻される。
第4項 複数のボールをポケットインした場合、コールしたボールが合法的ショットによりポケットインされていればプレーは続行される。
第5項 セーフティショットの場合、プレー権は相手プレーヤーに移る。ポケットインされたボールは、第4章・第8条に基づきフットスポットに戻される。
第6項 コールしないでショットしようとするプレーヤーに対して、レフリーは最初の1回目のみコールを促す事ができる。

第8条 ファール及びその対処方法
第6章ファール規定に反する行為をした場合、及び以下のファールを犯した場合は、プレー権は相手プレーヤーに移る。
第1項 手球が的球に最初に当たったとしても、その後いずれのボールもクッションに当たらないか、ポケットインされない場合。
(a)クッションタッチしている的球がそのクッションから離れるだけではクッションに当たったとはみなされない。
そのクッションから離れた後、他のクッションやボールに当たらないで同一クッションに当たった場合(ヨタリ等で当たった場合)も、クッションに当たったとはみなされない。サイドポケットをまたいだクッションに当たった場合は、その限りではない。
(b)手球がクッションタッチしている的球を押さえ込み、瞬間的に的球と2度以上当たった結果、的球がそのクッションから瞬間的に離れて再度当たった場合も、クッションに当たったとはみなされない。
第2項 第5章・第6条 タイムルールが使用されている競技の場合、レフリーにタイムオーバーを宣告された場合ファールとなる。
第3項 3回連続してファールをした場合は、スリーファールとなり、相手プレーヤーは以下の選択ができる。
(a)ラックを組み直し、相手に第4条第1項・第2項に基づきブレイクをさせる。
(b)現状のままプレーする。
第4項 スリーファールはペナルティを受けた時点で終了する。
第5項 ファール後の相手プレーヤーは、現状のままプレーしなければならない。
(a)的球が競技スペース外へ飛び出した場合は、第4章・第8条に基づきフットスポットに戻す。
第6項 スクラッチした場合、手球はキッチン内に置く。ショットの際、キッチン内のボールをコールする場合は、的球に当たる前に必ずヘッドラインを通過させなければならない。
(a)すべての的球がキッチン内にある場合、ヘッドラインに一番近い的球をフットスポットに置くことができる。
第7項 ファール時にポケットインされたボールを所定の位置に戻さずに競技を進行した場合は、そのまま続行する。

第9条 得点方法
合法的ショットによりポケットインされたボール1個を1点と計算する。2個以上のボールがポケットインした場合、コールしたボールがポケットインされていれば、他の的球も得点となる。
第1項 ポケットインしたボールの個数が得点となり加算される。
第2項 ファール1回につき1点減点される。
第3項 スリーファールは、15点減点される。
(a)スリーファール目の減点は、ファールの1点とスリーファールの15点、合計16点が減点される。
第4項 オープニングブレイクで、正常なブレイクができなかった場合、相手プレーヤーが第4条・第2項(a)を選択した場合、2点減点される。第4条・第2項(b)を選択した場合、1点減点される。
第5項 レフリーは、得点を記入し、それと同時に必ず合計を記入しなければならない。
第6項 レフリーの記入漏れや、記入間違いがあった場合、両プレーヤーの確認を取り修正可能であれば修正する。記入漏れで修正できない場合は、そのまま記入漏れされたボールの得点は無効とする。

第14条 ボウラード競技規定

第1条 競技の目的及び内容
第1項 1番~10番の的球と手球を用いて行う競技である。
第2項 合法的にポケットインされたボールの個数が得点となる。
第3項 1フレーム2イニングからなる10フレームで、得点を競う。
第4項 第5条で定めるコールショットを採用する。

第2条 ラック
フットスポット上に、そのフレームと同じ番号のボールを配し、フットラインに沿って三角形に組む。その他のボールの配置は任意とする。
ボウラードのラック
第1項 フットスポット上のボールと3列目中央のボールの中心を結ぶ直線はフットライン上とする。
第2項 第4章・第4条・第2項に基づきボールは可能な限り密着させる。

第3条 ブレイク
第4章・第3条・第2項に基づき、ブレイクを行う。

第4条 フレーム及びイニング
第1項 1ゲームは、10フレームからなる。
第2項 1フレームは、第1イニングと第2イニングからなる。
(a)第1イニングがストライクの場合は、そのフレームは終了となる。
第3項 第1イニングは、ブレイクから始まる。
(a)ブレイクは、手球を最初にフットスポット上のボールに当てなければならない。
(b)ブレイクで的球がポケットインされなくてもプレーは続行される。
(c)ブレイクの後、ファールを犯すか、的球がポケットインされないことで第1イニングは終了となり、それまでにポケットインしたボールの数が得点となる。
(d)ブレイク時にファールを犯した場合にポケットインされたボールは第4章・第8条に基づいてフットスポットに戻し、第1イニングは終了となる。
(e)10個のボールを続けてポケットインすればストライクとなる。
第4項 第2イニングは、現状のまま開始される。
(a)第1イニングの残りのボールをすべてポケットインすればスペアとなる。
(b)第2イニングで、的球がポケットインされないか、ファールを犯すとフレームはそこで終了となり、それまでにポケットインしたボールの数が得点となる。
第5項 第1イニングと第2イニングの合計得点がフレームの得点となる。
第6項 第10フレームでストライクを記録すると、続けて2イニングが追加される。
第7項 第10フレームでスペアを記録すると、続けて1イニングが追加される。

第5条 コールショット
プレーヤーはブレイクショットを除き、ショットする前にコール(宣言)しなければならない。その際、言葉によるコールが困難なプレーヤーは、別の伝達方法でレフリーにその意志を伝えなければならない。
第1項 ポケットインするボールとポケットを指定しコールする。
第2項 プレーヤーは自分のコールが確実に伝わっているか否かをレフリーの復唱によって確認し、ショットしなければならない。その場合レフリーの復唱がなければ意思が伝わっていないものとしてプレーを始めてはならない。
第3項 コールせずにショットした場合は、ノーコールショットとなり、そのイニングは終了する。ポケットインしたボールは第4章・第8条に基づきフットスポットに戻される。
第4項 複数のボールをポケットインした場合、コールしたボールが合法的ショットによりポケットインされていればプレーは続行される。
第5項 コールをしないでショットしようとするプレーヤーに対して、審判は最初の1回目のみコールを促す事ができる。

第6条 得点方法
合法的ショットによりポケットインされたボール1個を1点と計算する。2個以上のボールがポケットインした場合、コールしたボールがポケットされていれば、他のボールも得点となる。
第1項 フレームがストライクの場合、そのフレームの得点は、2イニング先までの得点が加算される。
第2項 フレームがスペアの場合、そのフレームの得点は、1イニング先までの得点が加算される。
第3項 第10フレームがストライクかスペアの場合は第1項・第2項は適用されない。
第4項 ゲームの総得点は第1フレームから第10フレームまでの合計点となる。

第7条 ファール及びその対処法
第6章ファール規定に反する行為をした場合、イニングが終了する。
第1項 第1イニングが、手球のスクラッチ及び場外へ飛び出した事によって終了した場合は、手球をキッチン内におき、キッチン外の的球をコールしなければならない。
(a)全ての的球がキッチン内にある場合は、ヘッドラインに一番近い位置にある的球をフットスポットに置きなおすことができる。
(b)ヘッドラインに一番近い的球が2つ以上あり、ヘッドラインからその的球までの距離が同じ場合は、プレーヤーがいずれかのボールを選択することができる。
第2項 的球が競技スペース外へ飛び出した場合は、第4章・第8条に基づきフットスポットに戻す。







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