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ビリヲカ日記

ビリヲカスタッフが徒然なるままに綴る日記です。
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ビリヲカレーティングの注意事項と補足

ビリヲカをご愛顧賜り誠にありがとうございます。

今日は事務局から『ビリヲカ レーティング』について少しご説明を。

ビリヤードデイズさんで紹介をしてもらった記事はコチラ (BDさんのサイトへ)

レーティングの算出システムに関する説明ページはコチラ (ビリヲカ内リンク)

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上の2つでほぼ全容を掴んでいただけると思うのですが、補足的なところをここでお伝えしたいと思います。

ビリヲカレーティング

ビリヲカレーティングは、優れたシステムを用いて算出する数値ですが、それでも誤差や条件差があることは否めません。どのようなところで誤差や条件差が生じているのか? 以下に注意点をまとめて記します。

☆過去にデータが少ない選手が群を抜く活躍した場合に(一時的に)数字が跳ね上がるケース

 最近だとフィリピンのチェスカ・センテーノアムウェイで優勝をしたタイミングでレーティング規定試合数(年月を考慮したサンプル数)に達したため、正式なレーティングとして1990という数字が示されました。その後のチャイナオープン9位タイで数字を下げて現在は1951となっています。この1990という数字について、女子世界選手権アムウェイ、そして全日本選手権でも優勝を果たしている林元君のMAXである1880を上回っていることが妥当か否かに疑問符がつくところです。誤差の許容範囲を狭く設定すれば解決する問題ですが、その正確さを追求し過ぎてデータが少数になりすぎては本来の目的を果たせないため、その妥協点が現状の線引きとなっています。今後のチェスカの動向を見ながら、誤差許容範囲の見直しも検討したいと思います。

☆過去の大会データ数が少ないため1990年以前もしくは当時に活躍した選手のレーティングが低い傾向にある

 これはどれだけさかのぼってデータを入力しても起こる問題なのですが、現時点では1990年より以前に活躍をしていた選手に対して、やや低い評価が出ている感触です。データの入力が進めばその年代は解決するものの、入力進行に応じて必ず低いレーティング評価を受ける世代が出てしまいます。また選手個人のキャリアの中で重要な位置づけにある大会のデータが入っていないと、これも不当に低い評価が起こり得ます。国内外の主要な大会を補完すべく、今後もデータ入力を進めてまいります。

☆格付けの違和感など

 自分が応援しているプロのレーティングが、思ったより高い分にはさほど気にならないでしょうが、予想より低く示されているなどは、反感を抱かれるケースもあると思われます。特に「決勝トーナメントに頑張って残るけれど、シングル1回戦での負けが続いている」という選手には低すぎる数字がつくことが少なくありません。すると「それなら予選を通過しなければ数字は下がらなかった」ということになりますが、レーティングにおいては規定数に達していない人はレーティング集計対象外ですから、正規レーティングが出た時点でプロとして認められるべき戦績を残しているということをデータが示しているということです。つまりレーティングが下位であっても、名前が出ない(レーティングがつかない)選手の方が多いので、名前が挙がる時点で中位以上ということになります。

☆レーティングと勝敗の関係

 ビリヲカには(各大会開催時の)レーティングに基づいたコンピュータの予想勝率を出す機能を備えています。上記のような理由で100点満点の予想が出る訳ではありませんが、データが揃っている選手同士の対戦であれば、客観的に見ても納得できる数字となっています。ここで気をつけていただきたいのは、ビリヤードを嗜む方であれば経験値の差や知識・技術の差が(心理面も含めて)影響を及ぼす点をご理解いただけると思います。今の戦闘値は同じだけど、実績や知識の差が直接の対戦結果に影響を及ぼすケースは多々あります。これは『相性』にも通じるところで、今後はレーティングによる確率に沿わないケースをまとめるなどして『相性』についても数字で示して究明することを目指したいと思います。


レーティングに関するご意見やご要望などはお気軽にお問い合わせから送っていただければ幸いです

 




  • 2016年11月16日(水) 10:54 by 事務局

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