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1年で31勝31敗 ~データから見るビリヤード王国2~

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さて、前回は直近5年のワールドカップオブプール(WCOP)の勝率からビリヤード王国を導き出してみましたが、今回は過去10年の全大会を通じてはじき出してみたいと思います。

 

 World Cup of Pool 2013 Winner Philippine Team Photo On the hill!

 

ベスト32のシングルトーナメントなので、1回の開催で31試合が行われます。つまり、1年で31勝31敗分のデータが蓄積され、10年だと310勝310敗分のデータとなる計算です。

 

それでは早速、WCOPの全10大会における、310の勝利と310の敗戦を各国代表はどのようにシェアしたのかをデータから見てみましょう。前回と同様、トップ10をランキング形式で紹介いたします。

 


第10位 ポーランド 勝率0.5652 主戦績:準優勝('12)


第9位 オランダ 勝率0.5714 主戦績:準優勝('13、'14)


第8位 日本 勝率0.6000 主戦績:3位タイ('07、'15)


第7位 ドイツ 勝率0.6786 主戦績:優勝('11)、準優勝('09)ほか


第6位 アメリカ 勝率0.6786 主戦績:優勝('08)、準優勝('06)ほか


第4位 台湾 勝率0.7000 主戦績:優勝('15)、3位タイ×4回


第4位 フィンランド 勝率0.7000 主戦績:優勝('12)、準優勝('07)ほか


第3位 イングランド 勝率0.7045 主戦績:優勝('14)、準優勝('08)ほか


第2位 中国 勝率0.7407 主戦績:優勝('10、'07)、3位タイ('09、'08)ほか


第1位 フィリピン 勝率0.7708 主戦績:優勝('13、'09、'06)、準優勝('10)、3位タイ('09、'08)


となっていました。イギリスやフィリピンは自国開催の時は2チームのエントリーが認められていましたが、今回の集計ではそのまま合算していますので、勝率はA,Bの両チームを合わせたトータルで算出しています。


ちなみに、ベスト32のトーナメントで勝率0.7500を出そうとすると、平均で3位タイ入賞を果たさなければなりません。10年間で延べ14組が出場したフィリピン。その勝率平均が0.7708ですから、これは言葉を失う異次元の強さです。


なお、日本チームが8位というのは、数字が導き出したことなので認めざるを得ませんが、もっと勝率を高める策があるのではないかと感じています。ペアマッチですから、ランキング1位と2位のペアが日本最強かといえば、それは違うと思います。個人の能力以上に相性やスタイルが及ぼす影響もあるでしょうし、いっそのことペアマッチのトーナメントを開催して、そのチャンピオンチームを派遣するのも一手かもしれません。


そして日本代表として最多出場を果たしているのは大井直幸の6回。彼が出場した年に限って勝率を算出し直すと、0.6666。また、大井&栗林のペアに限定('10と'15)すると、こちらも同じく0.6666。


自由にペアを組んで国内予選に参加できるとしたら、大井&栗林はペアを組むのか? そして、国内上位陣はどんな相方を選んでエントリーするのか? それこそ、チーム編成の段階から視聴率獲得を期待できるでしょうし、実際のトーナメントも高い注目を集めること間違いなし。


そして、選考会を勝ち抜いた日本最強チームが悲願のワールドカップ制覇へ。そんな夢を書いてみました。


※(2015.10.13.17:00)追記 王国フィリピンがもっとも勝ち越しているのは対ロシア戦の3勝0敗。一方、対フィリピンで強さを示していたのはフィンランドの2勝1敗でした




  • 2015年10月13日(火) 14:59 by 事務局

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